VORTEX精紡機新製品を発売開始
村田機械株式会社(本社:京都市伏見区竹田向代町136 社長:村田大介)は、繊維機械事業の主力製品であるVORTEX精紡機の新型機「VORTEX 870 EX」を開発、6月20日から26日までスペイン・バルセロナで開催される国際繊維機械見本市「ITMA 2019」 で世界初公開します。
【VORTEX精紡機について】
粗紡・精紡・巻取りの3工程を1台でこなし、かつ空気の渦を利用した独特の精紡法により特長ある機能糸をつくりだすVORTEX精紡機は、1997年の初代機発表以来、豊富な経験と多くのお客さまのご意見を反映し、高速紡績における信頼度を高めてきました。
VORTEX精紡機で生産された糸(VORTEX糸)や布製品は、①毛羽が少なくクリアーな糸外観、②優れた抗ピリング性と耐摩耗性、③吸水性と洗濯耐性に優れる、④型崩れしにくい、などの特長を持ち、世界中のアパレルメーカーに採用されています。
(VORTEX紹介サイト:https://www.muratec-vortex.com/jp/)
【VORTEX 870 EXについて】
新型機870 EXでは、モーターの改良や各装置のサイクルタイム短縮・処理能力向上により、前機種「VORTEXⅢ870」での世界最速の500m/分を超える、550m/分(最高)の高速紡績を実現。また、VORTEX糸の用途の広がりを受けて紡績可能素材を拡大し、現在、紡績機単体としては最も幅広い範囲の素材・番手の紡績に対応可能です。